ペットブーム

 

犬の寿命がのびている?

 

ペットブームと言われるようになってから、かなりの時を経ていますが、2003年の内閣府が実施した「動物愛護に関する世論調査」では2003年時点で36.6%の人がペットを飼っていると答えています。約3人に1人が飼っていることになります。

 

その後もペットブームは衰えていませんから、現在ではもっと高い確率でペットを飼っている人が増えていると思われます。ただし、飼っているペットの種類には大きな変化がみられるのだそうです。犬の人気が上昇し、鳥類が激減していることがわかっています。

 

ぺっトを飼う理由は昔は「防犯」がトップだったのが、近年は「癒し」へと移行してきています。最近は猫ブームで、猫の動画をアップすればヒットすること間違いないとまでいわれています。

 

昔はマンションや賃貸アパートなどでのペットの飼育は許可されていませんでしたが、最近のマンション、アパートはペットを飼ってもいいように建てられていいたり、ペットの飼育が許されるところも多くなっています。

 

高速道路のSAなどには、ドックランが設備されていますし、ペット同伴で泊まれる宿泊施設も多くなってきています。

 

ペット関連の企業が飛躍的に伸び、投資家からも注目されています。

犬の寿命が延びています

犬の飼育形態が変化し、用心棒的な扱いから家族の一員として大切に育てられるようになっています。飼い主は犬の健康に敏感で、健康管理には人一倍気遣うようになってきています。

 

そういった背景もあって犬の寿命は人間同様に伸びて高齢化が進んでいます。
2014年の調べで、犬の平均寿命は14.17歳、猫は14.82歳だと言われます。
1983年の調査では、犬の平均寿命は7.5歳だったといいますから、30年ほどで倍近くも寿命が延びている計算になります。

 

その理由として、まず食事があげられます。30年前頃は犬の食事は家族と同じ物を与えられていました。残り物という場合が多いようです。ですから、犬にとっては味の濃いものを食べていたわけです。

 

栄養的にも人間には良くても、犬にとって栄養バランスが良いとはいえません。
それが近年は犬ためだけに研究開発された、栄養バランスがとれたドッグフードが出てきました。ドックフードは1987年頃から急激に需要が増し、以降瞬く間に普及、定着しました。専用フードの普及が犬や猫の寿命が延びた理由だと言われる所以です。

 

また、動物病院が増えたこともペットの寿命が延びた理由の一つです。2004年には9245施設だった動物病院が2013年には11032施設に増えています。人間と同じように、様子がおかしいとすぐ病院に連れてゆくのが普通になっています。ペットはものを言わないだけに人間以上に手厚くされているかもしれません。